病棟紹介
7階
7階は産婦人科を中心とした女性病棟です。
地域周産期母子医療センターの認定を受け、正常分娩だけでなくハイリスク妊産婦さんの出産を取り扱い、母体胎児集中治療室(MFICU)を併設し、周辺施設からの母体搬送の受け入れは全日対応しています。出産後は原則として24時間母子同室とし、母乳・育児支援をしています。
助産師外来では病棟助産師が交代で担当し、医師と協力しながら妊婦健診や妊娠出産育児に関する相談を受けています。
全ての妊婦さんが満足し安心できる出産環境を提供できるように、スタッフ一同協力して看護にあたっています。
6階
6階は、内科、消化器内科、糖尿病・代謝内科を中心とした病棟です。
入院している患者さんの48%は75歳以上で、高齢の方が多く、その中でも独居の方や老老介護を行っている方が多くなっています。
入院中は地域連携室やリハビリテーション科などと連携し、退院支援を行っています。
退院後もスタッフが患者さんのご自宅を訪問する「退院後訪問」を行い、入院前から退院後まで継続した看護を提供できるようにしています。
その人が望む場所で、その人らしく生活ができるようにスタッフ全員で取り組んでいます。
5階
5階は消化器外科・乳腺外科・泌尿器科・形成外科を中心とした病棟です。
周手術期看護をはじめ、化学療法や放射線療法の看護も行っています。患者さんが安心して治療を受けられるよう、医師や薬剤師、栄養士、理学療法士、作業療法士など多職種と協働し、地域に根付いた、思いやりのある看護をこころがけています。
また、緩和ケアにも力を入れ、患者さんの気持ちに寄り添い、最期まで、その人らしく、尊厳をもって有意義に過ごすことができるよう援助を行っています。
スタッフ一丸となり、患者さんに安心して過ごしていただけるような病棟を目指しています。
4階
4階は循環器内科・眼科・耳鼻科を中心とした混合病棟です。
急性期から慢性期まで様々な疾患の患者さんが入院しています。また、短期入院が多いのも特徴です。
その中で患者さんが安心して入院生活を送れるようにスキルアップを目指して定期的に勉強会を開催し、日々学びを深めています。
病棟は笑顔が多く、明るい雰囲気でお互い積極的に声を掛け合い、協力しあってよりよい看護を提供できるように、一丸となって頑張っています。
3階
3階は、小児科・小児外科を中心とした病棟です。
小児救急の二次病院として24時間、365日の受け入れ体制を取り、喘息、肺炎、川崎病などの急性期疾患や小児外科、耳鼻科など小児期に多い子どもの手術を受けています。
入院する子どもたちが安心し、主体的に処置や手術に取り組めるようにプレパレーションを用いて支援を行っています。
また、退院後も地域で安心して生活できるように、発達段階に合わせた指導や保育士、ソーシャルワーカーなどの多職種と協働し、生活支援、学習支援、育児支援などを行っています。核家族化が進む中で、小児救急医療へのニーズは高まっています。
その中で、子どもの「頑張る力」を支える看護を行っています。
虐待や育児不安への援助、トリアージや救急場面での取り組みなど様々な役割が求められ、子どもの権利擁護者としての看護師を目指しています。
新生児科
新生児科はNICUとGCUがあります。
NIDCAP(新生児個別的DCアセスメントプログラム)プロフェッショナルの資格を持った看護師が在籍し、赤ちゃんの健やかな成長・発達を支援するディベロップメンタルケア(以下DC)というケアを大切にしています。
赤ちゃんの行動を赤ちゃんが出すサイン=声としてケアに関わる人に伝え、一緒に個別性に合わせたケアを提供しています。
また、退院後地域で健やかに暮らせるように、発達外来や地域の関係者と連携し継続した支援も行っています。
赤ちゃんがご家族と共に歩んでいく始まりの物語の第1歩をサポートしています。
手術室
手術室は、外科・消化器外科・乳腺外科・産婦人科・耳鼻咽喉科・眼科・整形外科・循環器内科・消化器内科・小児外科・泌尿器科・形成外科の診療科を受け入れ、年間2,200件程の手術を行っています。
専門的な知識や技術を持ち、患者さんに安全・安心した看護を提供しています。
スタッフは皆明るく、コミュニケーションを大事にし、働きやすい職場作りを目指しています。
子育てをしながらのスタッフもいて、育児短時間勤務・部分休業など勤務形態は様々ですが、問題を共有し一丸となって取り組んでいます。
ICU
ICUでは、ショックなどの重症患者さんはもちろん、幅広い年齢層、複数の診療科の患者さんを受け入れています。
入室患者さんのほとんどが緊急入院であり、患者さんのみならずご家族の不安は大きいと感じています。
そのなかで、常時4対1の看護配置を活かし、患者さんやご家族との時間を大切にして、もとの生活に戻ることを目標に看護実践をしています。
また、ICUは、救急外来と血管造影室を担当しています。
虚血性心疾患等で来院されたときには、救急外来から血管造影室、ICUまでを同じ部署の看護師が担当することで、患者さんやご家族に安心していただけるよう継続看護を実践しています。
救急外来
救急外来は、ICUと外来の看護師が協働で担当しています。
そのため、24時間内視鏡や血管造影の対応が可能です。
急な症状等で来院された患者さんやご家族が安心して医療を受けられるよう、看護実践に臨んでいます。
外来
外来は診療の介助や検査・治療を受ける方への看護を実践しています。
各診療科では内視鏡治療・検査、がん化学療法、放射線治療を行っています。
日々進歩する治療や検査に対応しながら、患者さんへの安全な治療環境の提供を目指し、取り組んでいます。
また、緩和ケア外来やがん看護外来では、病気や治療の相談、痛みや日常生活の調整、仕事と治療の相談を受けています。
相談支援センター
相談支援センターは、主に総合相談、入退院支援に関することを行っています。
総合相談は、受診科、病気や治療、医療費、緩和やがん看護外来の予約等さまざまな相談を受けています。
入院支援は予約入院される患者さんやご家族の方に対し、入院の説明や入院前及び入院中の療養の相談、入院の不安や心配事の相談を行い、安心して入院生活を送れるよう支援しています。
退院支援・在宅支援は介護保険、訪問診療や訪問看護及び福祉用具などの利用について、退院後訪問・退院後同行訪問の相談を行い、入院患者が安心して地域に戻られるように支援しています。