当院の麻酔分娩(無痛分娩)について
麻酔分娩は、分娩時に麻酔を併用することで陣痛の痛みを和らげ、緊張などのストレスを軽減することにより、分娩を円滑に進行されることを目的として行います。当院では硬膜外麻酔を使用しています。
麻酔分娩の対象となる方
当院では下記のような合併症をお持ちで、かつ病状が安定している妊婦さんで、ご希望がある場合に、麻酔分娩を行っております。
- 心臓の病気がある、または心臓の手術を受けたことがある方
- 高血圧合併妊娠、(経腟分娩が可能な)妊娠高血圧症候群の方
- 脳の血管などに病気がある方
- てんかんなど痛みによって発作が誘発されるような病気がある方
- その他、医学的に有用であると判断される方
(現時点ではご希望のみでの麻酔分娩には対応しておりません)
麻酔分娩の体制(2025.4月現在)
当院では産婦人科医(常勤8名)、麻酔科医(常勤5名・非常勤1名)、助産師、看護師がチームとして対応します。
麻酔分娩では副作用や合併症も起こりうるため、安全な診療体制で行えるよう、計画分娩を前提としております。
分娩取り扱い実績
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
---|---|---|---|---|
経膣分娩 | 305 | 298 | 249 | 273 |
麻酔分娩 | 6 | 2 | 7 | 7 |
帝王切開 | 301 | 311 | 321 | 277 |
全分娩数 | 606 | 609 | 570 | 551 |
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