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活動取組み

高齢者サポートチーム

高齢者
サポートチームとは

高齢の患者さんや、認知機能(記憶力・理解力・判断力等)が低下している患者さんが、入院後も安心して過ごせるように、医療スタッフの対応力とケアの質向上を図ることを目的に結成しました。

多職種で介入をすることにより、せん妄の発症・悪化予防や、さらなる認知機能低下を防止するための支援を行っています。

活動体制

・精神科医師:1名

・認知症看護認定看護師:2名

・リエゾン精神看護専門看護師:2名

・薬剤師:2名(うち1名は精神科薬物療法認定薬剤師)

・精神保健福祉士:1名

活動内容

2018年4月に高齢者サポートチーム(GST)を結成し、チームラウンドを開始。
2018年度(2018年4月~2019年3月)は386人の患者さんに介入。

認知症高齢者の入院が増える中で、環境変化により、認知症の症状が悪化したり、せん妄を起こす患者さんも多くいます。
多職種で介入することにより様々な視点から介入の糸口を見つけています。

せん妄とは?

  • 一時的で強い寝ぼけのようなものです。
  • 症状が認知症やうつ病の症状に似ていますが、異なるものです。
  • せん妄を治療・ケアしないと、治療中の病気が悪化したり、入院期間が長引いたりすることがあります。

高齢の患者さんや、認知症を持つ患者さんは、入院することでこのせん妄起こしやすいと言われています。つまり、せん妄を起こさないように予防すること、せん妄になっても長引かせないようにすることが重要になります。

高齢者サポートチームでは、認知症の人でも安心して入院生活を送るための工夫、せん妄の予防方法(朝はしっかりと起きて夜眠れるような工夫、時間の感覚を取り戻せるための工夫等)をいろんな職種の視点から提案しています。

活動実績