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診療科目

末梢動脈疾患・閉塞性動脈硬化症

末梢動脈疾患・閉塞性動脈硬化症について

動脈硬化は心臓だけでなく全身の血管に進展し、栄養を送っている先の臓器(腕、足、腎臓等)に様々な症状を起こします(末梢動脈疾患や閉塞性動脈硬化症といいます)。

末梢動脈疾患の症状には

  • 下肢の動脈が狭くなることによる歩行時の下肢の痛み
  • 腎臓の血管が狭くなるための高血圧
  • 鎖骨下動脈が狭くなることによる手のしびれ、めまいなど

があります。全身の血管が狭くなるということは心筋梗塞、脳卒中やそれに伴う死亡と密接に関連しており、放置した場合の死亡率は15~30%といわれています。当科では末梢動脈疾患に対するカテーテル治療も積極的に行っております。

心血管疾患は全身の病気です。症状が徐々に現れることもありますので、癌と同様に早期に発見することが最も重要となります。

  • カテーテル治療よりも外科的処置が好ましいと判断される場合には、近隣の心臓血管外科を紹介させていただきます。
  • 頚動脈に対するステント留置術は行っておりません。
  • 静脈瘤に対する治療は行っていません(血管外科のある病院を受診ください)。