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〒260-0852 千葉市中央区青葉町1273-2Tel. 043-227-1131(代表)

診療科目

骨の健康センター

骨の健康センター開設にあたって

超高齢化社会を迎えたわが国において、平均寿命と健康寿命の差は男性9年弱、女性12年強であり、いかに健康寿命を延伸するかが喫緊の課題です。

健康寿命を損ない要支援・要介護となった原因の約1/4が骨関節疾患を中心とした運動器の障害を有しており、その半数が転倒・骨折によるもので、大抵の場合骨粗鬆症を併存しています。

当院では整形外科と代謝内科が連携し、骨粗鬆症の適切な診断と治療を早期に行い、骨の健康を維持・改善することを目的として「骨の健康センター」を開設しました。

「骨の健康センター」主な取り組み

1. ほねつよ外来

骨の健康の維持・改善を行うことで、骨粗鬆症による一次性骨折の予防を目指す「ほねつよ外来」を開設。
代謝内科が中心となり整形外科と連携して、骨粗鬆症の診断と最適な治療方法を提案いたします。

診療日:毎週月曜日 午後2:00〜3:30

受診に関しては、医療機関から地域連携室を通してご予約ください。

患者様からの直接のご依頼、ご予約は受け付けておりません。

2.骨折リエゾンサービス(FLS)チームの活用

FLS: Fracture Liaison Service

青葉病院では2020年より大腿骨近位部骨折で入院された患者様に対し二次性骨折予防の取り組みを開始、さらに地域連携パスに連絡票を導入し、2023年より多職種(医師、看護師、薬剤師、理学療法士、放射線技師、 栄養管理士、連携室職員、医療クラーク、医事課職員)によるFLSチームメンバーを結成しています。

二次性骨折予防治療率は取り組み開始前34%でしたが、現在はほぼ100%となっています。骨の健康センターはFLSチームと連携し、二次性骨折の予防を徹底いたします。

二次性骨折やFLSについては下記のページをご覧ください。

3.地域かかりつけ医との連携強化

一次性および二次性骨折予防のため、かかりつけ医との連携を強化いたします。
FLSを通じて行なっている骨粗鬆症に関する連絡票のフィードバック率を向上し、骨粗鬆症治療を継続する体制を強化いたします。

4.地域住民への啓発活動

行政と連携し、住民の皆様に向けて広報活動を行い、骨折予防・早期受診・早期治療介入につなげる体制を目指します。

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