リハビリテーション科
特色・治療方針
基本方針
入院診療を中心に超急性期から理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など18名の常勤リハビリスタッフが専門的なリハビリテーションを提供しております。
疾患別リハビリとしては、脳血管、運動器、心疾患、呼吸器疾患、がんなど、幅広い疾患の急性期リハビリを担い、また、精神科病棟には、作業療法士2名を配置するなど、褥瘡対策チーム、嚥下サポートチーム、呼吸サポートチーム、緩和サポートチームなど、各種の多職種によるチーム、アプローチにも取り組んでおります。
施設基準
- 脳血管リハビリテーション(Ⅰ)
- 廃用症候群リハビリテーション(Ⅰ)
- 運動器リハビリテーション(Ⅰ)
- 心大血管リハビリテーション(Ⅰ)
- がん患者リハビリテーション
1.リハビリ診察
リハビリ専門医による診察を行います。患者さんひとりひとりの症状、ニードに沿った目標と個別のリハビリプログラムを設定しております。
2.理学療法
病気や障害で低下した身体機能を高めるよう運動しながら「座る・立つ・歩く」といった基本的な動作能力の回復を目指します。200平米以上のゆったりとした屋内訓練室に加え、全周100mの屋外歩行練習場もあります。
3.作業療法
生活能力の向上を目指して、各種作業を行いながら身体機能(主に応用動作)や精神機能の向上を図るようにアプローチしています。
4.言語聴覚療法
言語聴覚士による言葉障害や嚥下障害(飲み込みの障害)に対するリハビリを提供しております。
対応疾患
当科にて対応可能な疾患について
脳血管障害、上・下肢外傷、心筋梗塞、心不全、肺炎など、内部疾患後のリハビリテーションなど、青葉病院の診療科に沿った急性期からの病状に合わせてリハビリテーションを提供しております。
整形外科分野では、脊椎・脊柱疾患、手の外科などのリハビリテーションに力を入れております。
また、内科では、血液疾患などで骨髄移植などの廃用予防などにも力を入れて対応しております。
対応できない疾患について
当院リハビリ科の役割として、入院患者の急性期のリハビリを重点的に対応させて頂いております(外来患者は、退院後のフォローのみ対応中です)。
回復期・維持期の入院リハビリや外来リハビリは、回復期リハ病院、介護保険リハ、外来クリニックなどでのリハビリをご利用いただきますようお願いします(入院中のがん患者さんの緩和期のリハビリは、対応させて頂いております)。
診療実績
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集計 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | |
---|---|---|---|---|
入院内訳 | 脳卒中その他脳疾患、脳外傷 | 47名 | 54名 | 69名 |
脊髄損傷その他脊髄疾患 | 118名 | 104名 | 42名 | |
リウマチを含む骨関節疾患 | 614名 | 586名 | 561名 | |
脳性まひを含む小児疾患 | 0名 | 0名 | 0名 | |
神経・筋疾患 | 24名 | 18名 | 36名 | |
切断 | 11名 | 12名 | 3名 | |
呼吸・循環器疾患 | 442名 | 442名 | 452名 | |
その他 | 699名 | 696名 | 659名 | |
入院総数 | 1,955名 | 1,912名 | 1,822名 | |
外来総数 | 193名 | 209名 | 190名 | |
リハビリテーション科総数 | 2,148名 | 2,121名 | 2,012名 |
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診療体制・スタッフ
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氏名 | 資格 | 専門分野 |
---|---|---|
リハビリテー ション科部長 山田 俊之 |
日本整形外科学会専門医 日本手外科学会専門医 |
リハビリ・ 整形外科 |
主任医長 青墳 佑弥 |
日本リハビリテーション医学会専門医 日本内科学会総合内科専門医 日本神経学会専門医 日本臨床神経生理学会専門医(筋電図・神経伝導分野) |
リハビリ・ 神経内科 |
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医師:2名、理学療法士:11名、作業療法士:7名(うち2名は精神科)、言語聴覚士:2名