鼠径ヘルニア
鼠径ヘルニアについて
下腹部で大腿の付け根部分を鼠径部(そけいぶ)といいますが、ここが膨らんでくる病気が鼠径ヘルニア(そけいへるにあ)です。鼠径ヘルニアには乳幼児~小児期のタイプと50~60才代にピークを持つ成人タイプがあります。
小児タイプでは経過観察を行う場合もありますが、成人鼠径ヘルニアは診断がつき次第手術が原則です。非常にポピュラーな病気で、日本では年間13~15万人が手術を受けているといわれています。
鼠径ヘルニアの分類
ヘルニアのタイプは以下のように分類されます。
- 外鼠径ヘルニア(間接ヘルニア)
- 内鼠径ヘルニア(直接ヘルニア)
- 大腿ヘルニア
- 閉鎖孔ヘルニア