教育・研修
青葉病院では、キャリアラダーにより新人看護師から中堅看護師および認定・専門領域や看護管理者に至るまで、細やかな教育支援を行っています。
教育・研修プログラム
教育理念
専門職業人として豊かな人間性をもち、質の高い看護実践を提供できる看護職の育成
教育目的
- 専門職業人として常に看護の本質を追求できる看護職の育成
- 社会のニーズにこたえられる専門職業人として、自己研鑽(自己教育)し続ける自律した看護職員の育成
- 科学的根拠に基づいた看護を実践できる能力を持った看護師の育成
教育目標
- 人材育成
- 看護の専門的知識・技術・態度を習得し更に積み重ね、臨床実践能力を向上させる。
- 優れた技術を看護職間で共有し、質の高いケアが提供できる人材を育成する。
- 教育支援
- 個々が自ら学び成長できるよう、基礎研修や専門研修の企画及び参加を支援する。
- 実践に役立つ看護研究活動を支援し、院内外への発表を推進する。
キャリアラダー
千葉市立病院看護職員キャリアラダーは、青葉病院・海浜病院の看護職員の臨床実践に必要な能力を段階的に示したもので、千葉市立病院看護職員の能力開発・評価システムとして位置付けたものです。「看護の核となる実践能力」「組織的役割遂行能力」「自己教育・研究能力」を構成能力として、各ラダーレベルに応じた院内研修プログラムを計画し、スタッフの能力開発を支援しています。
看護部院内研修プログラム(令和5年度)
これまでは、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、院内の感染対策レベルが「活動制限」となり、院内研修がこれまで通りには実施できませんでした。
その中でも、3密を避ける工夫や、代替案を検討しながら、研修プログラムを構築する活動を、人材育成委員会が中心となって行ってきました。
今年度は、通常通りの研修体制で進めています。
新人看護職員教育体制
プリセプターシップ
青葉病院では「新人看護職員教育ガイドライン」を作成し、それにもとづいてプリセプターシップを採用しています。
新人看護師には必ず一人、先輩看護師がプリセプターを担当します。
プリセプターが中心となって、プリセプター支援者、教育担当主任、師長、そして部署の先輩皆がジョブトレーナーという役割を担って、支援体制をつくっています。
新人看護師は新人看護師マークを名札に付けています。
病院で働く様々なスタッフ、そして患者さん、ご家族へ向けて新人看護師であることを理解してもらい、大切に育てていくことを目的としています。
新人研修
青葉病院では、4月1日の入職から1週間ほどは新入職者のオリエンテーションとして、医師やコメディカルなどと共に、部門説明や医療安全・感染対策、チームの役割・活動の説明を受けたり、病院職員としてコミュニケーションや接遇を学びます。
その後は、看護部のオリエンテーションが開始されます。看護部概要や電子カルテについてなどの説明や各部署でのローテーション研修を経て部署配属となります。配属後も技術講義と演習を組み合わせながら、看護技術を正しく習得できるよう勧めています。
<辞令交付>
<座学>
<実技・技術研修>
<令和5年度新卒入職者>
<配属部署決定後、部署師長とともに>
中途採用者教育体制
青葉病院では「中途採用者・人事交流者教育ガイドライン」を作成し、中途採用や海浜病院から異動してきた看護職員に対しての支援を行っています。
ガイドラインにのっとり、それぞれの経験を鑑み、各部署での個別的な支援体制を整えています。